My Recent Piano Concert at Downing Place URC, Cambridge

As we finally see a calm in the storm that COVID-19 brought to our world since 2020, the joy of live concerts has returned to our lives. I had the immense pleasure of performing a solo piano concert on 25 October at Downing Place URC in Cambridge, a venue that has graciously hosted me almost every year since 2017. The staff here are wonderful, always providing exceptional support and making each concert a memorable experience.（日本語は後半に）

The programme for this concert was a selection of pieces that are very close to my heart:

• L. v. Beethoven: Piano Sonata No. 21 in C major, Op. 53 “Waldstein”
• M. Ravel: “Scarbo” from Gaspard de la Nuit
• F. Liszt: “Après une lecture du Dante” from Années de pèlerinage II, Italia

The day was made even more special by a full house of enthusiastic audience members. With the half-term break, it was a delight to see many families with children and students amongst the crowd. The positive comments and joyful interactions after the concert were truly heart-warming. A heartfelt thank you to everyone who attended – your presence made the event spectacular! I’m already excited for next year’s concert in November.

For those who couldn’t make it, I’m thrilled to share a video of my performance of Liszt's Dante sonata and Ravel’s "Scarbo" from the day.

During the pandemic, I also embarked on the journey of online lessons, which, to my delight, have been very well received. It’s a joy to now teach students from over seven countries around the world. Not only am I able to help and connect with a diverse group of students, but I also get to hear about their cultures and the latest from their corners of the globe. I have a particular passion for preparing students for ABRSM exams and am proud to offer specialised lessons in this area.

As a pianist and a teacher, I feel incredibly fortunate to share my love for piano music both locally and globally. Whether it’s through live concerts or online lessons, the ability to connect with so many people through music is a privilege that continues to inspire and drive my journey in music.

---

2020年から始まった、誰もが予期しなかったCOVID-19の嵐も、ようやく昨年あたりから落ち着いてきました。

その間は皆様も、なかなかコンサートに行く機会や人前で演奏する機会もなく、演奏会をするのにも普段にはない緊張を感じる日々が続いたと思います。

そんな数年を経て、イギリス生活も７年になる私は、幸いにも継続して演奏を続けさせていただいております。

先月10月25日には、イギリスのケンブリッジにあるDowning Place URCという素敵な教会にて、2017年からほぼ毎年出演させていただいているピアノソロコンサートで、再び演奏させていただく機会に恵まれました。

企画下さる教会の方たちはいつも温かく、また完璧なサポートで迎えてくださいます。

今回のコンサートで演奏したプログラムは、学生のころから弾いてきた、大切なレパートリーばかりです。
どの曲も長く、また難解な内容なので、少しでも楽しんで聴いていただけるように、今回は初めてプログラムに載せる解説も私が書かせていただきました。

・ベートーヴェン: ピアノソナタ 第21番 ハ長調 Op. 53 “ワルトシュタイン”
・ラヴェル: 「スカルボ」夜のガスパールより
・リスト: 「ダンテを読んで」巡礼の年 第2年 イタリアより

この日は、満席のお客様がお越しくださり、またハーフターム休暇（秋休み）ということもあり、多くのお子様連れや学生の方々とお会いすることもできました。毎年来てくださる常連のお客様、普段レッスンをしている生徒さんたち、またケンブリッジ近隣に住むお友達も来てくださいました。

コンサート後に皆様とお話し、頂いた温かいコメントや交流はとても心温まるものでした。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました！またここに戻ってくる来年11月のコンサートも、心から楽しみにしています！

この日の演奏から、ラヴェルの「スカルボ」の演奏動画を皆様にシェアしたいと思います。

---

自宅でのレッスンだけではなく、パンデミック中に始めたオンラインレッスンも大変好評をいただき、現在では世界7か国に住む、多くの生徒さんにレッスンを行ってしています。
毎日様々な国の文化や最新情報のお話を聞くのも楽しみですし、目標を持って音楽の勉強に取り組む皆様のお役に立てることが、私にとって大きな喜びです。

特に、ABRSMの試験対策レッスンは得意分野で、お子様から現役のピアノ講師の方まで、幅広い方に受講していただいております。

ピアニスト兼ピアノ教師として、今住むイギリスの地元だけでなく、世界中の人々と音楽を通じて繋がることができるのは、本当に幸せなことだと思っています。
コンサートやレッスンなど音楽を通じた多くの人々との繋がりは、私の音楽人生に多くの刺激与えてくれています。

これからも私自身学び続けていきたいこと、興味があることがたくさんあるので、多くの方とその経験を共有できればと思っています。

レッスンやその他ご質問などございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。